吉田松陰の略歴

吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。

吉田松陰の名言・座右の銘

今日の読書こそ、真の学問である。


人間が生まれつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それは全て実行するのである。


平凡で実直な人間などいくらでもいる。しかし、事に臨んで大事を断ずる人物は容易に求めがたい。人のわずかな欠陥をあげつらうようでは、大才の士は、もとめることが出来ない。


人を観察するのは、その人の目によってするのである。胸の中が正しいか、正しくないかは、ひとみがはっきりしているか、暗いかによってわかるものである。


人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ。


人を信ずることは、もちろん、遥かに人を疑うことに勝っている。わたくしは、人を信じ過ぎる欠点があったとしても、絶対に人を疑い過ぎる欠点はないようにしたいと思う。


死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。