大剣豪 宮本武蔵の略歴
宮本 武蔵(みやもと むさし)は、江戸時代初期の剣術家、兵法家、芸術家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖。
京都の兵法家・吉岡一門との戦いや巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名で、後世、演劇、小説、様々な映像作品の題材になっている。特に吉川英治の小説が有名であるが史実と異なった創作が多いことに注意する必要がある。外国語にも翻訳され出版されている自著『五輪書』には十三歳から二九歳までの六十余度の勝負に無敗と記載[注釈 1]がある。国の重要文化財に指定された『鵜図』『枯木鳴鵙図』『紅梅鳩図』をはじめ『正面達磨図』『盧葉達磨図』『盧雁図屏風』『野馬図』など水墨画・鞍・木刀などの工芸品が各地の美術館に収蔵されている。引用元: 宮本武蔵|Wikipedia
宮本武蔵|英語の名言・座右の銘
from one thing, know ten thousand things
翻訳:一理に達すれば万法に通ず。
Do nothing that is of no use
翻訳:役に立たぬ事を、せざる事。
Never stray from the Way.
翻訳:心、常に、道を離れず。
Do not regret what you have done
翻訳:我、事において後悔せず。
You may abandon your own body but you must preserve your honour.
翻訳:身を捨てても名利は捨てず。
宮本武蔵|名言・座右の銘
宮本武蔵|名言・座右の銘|地の巻
果敢(はか)の行き、手ぎはよきといふ所、
物ごとをゆるさゞる事、たいゆう知る事、
氣の上中下を知る事、いさみをつくるといふ事、
むたいを知るといふ事、
か様の事ども、棟梁の心持に有る事也。
兵法の利、かくのごとし。
宮本武蔵|名言・座右の銘|水の巻
大身も小身も、心を直にして、
我身のひいきをせざるやうに心をもつ事肝要也。
心の内にごらず、廣くして、ひろき所へ智恵を置くべき也。
智恵も心も、ひたとみがく事専也。
宮本武蔵|名言・座右の銘|火の巻
敵我にわざをなす事につけて、
役にたゝざる事をば敵にまかせ、
役に立つほどの事をば、おさへて、
敵にさせぬやうにする所、兵法の専也。
宮本武蔵|名言・座右の銘|風の巻
他に大なる太刀をこのむ流あり。
我兵法よりして、是を弱き流と見たつる也。
其故は、他の兵法、いかさまにも人に勝といふ理をばしらずして、
太刀の長きを徳として、
敵相遠き所よりかちたきと思ふによつて、
長き太刀このむ心有べし。
世の中にいふ、「一寸手まさり」とて、兵法しらぬものゝ沙汰也。
然に依て、兵法の利なくして、長きをもつて遠くかたんとする。
それは心のよはき故なるによつて、よはき兵法と見たつる也。
宮本武蔵|名言・座右の銘|空の巻
武士は兵法の道を慥(たしか)に覚へ、其外、武藝を能く勤め、
武士のをこなふ道、少もくらからず、
心のまよふ所なく、朝々時々におこたらず、
心意二つの心をみがき、觀見二つの眼をとぎ、
少もくもりなく、まよひの雲のはれたる所こそ、
実の空と知べき也。
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