リトルミイの名言

はじまるわね。
新しい場所、新しい事、新しい人。
大変よね、不安よね。
あのね、少しだけ思い返してみて、離ればなれになった友達を。
道は違うけど、同じ不安よね。
だからこう思って。
みんな頑張って、わたしも頑張るよって。
きっとね、みんなもあなたを応援してるわ。
さあ、頑張りなさい。


迷わないことが強さじゃなくて、
怖がらないことが強さじゃなくて、
泣かないことが強さじゃなくて、
本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。
前をね。


一生懸命努力してるのに報われないじゃない。
努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない。


信頼でしょ。
これが揺らいだらおしまい。
さようなら。


みてるわよ、あなたがしていること。
あのね、神様じゃないわよ。
もうひとりのあなたがよ。
もうひとりのあなたがあなたをみているのよ。
見放されないようにね。
嫌われないようにね。


そうね、明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。
けど、暗い人には疲れちゃうわよね。
だからね、楽しくするってより、楽にする。
なのよ。


女ってね、時々、好きな人といたくて。
時々、好きな人の前から消えたくなるの。
それをわがままっていう男とは、一緒にいれないわ。
それをかわいいって思う男とは、長くいれそうね。


恋ね。
冷めると冷える。
冷めるって、心地いい温度よね。
冷えるって、おしまいよね。


新しい生活、その不安ね。
大丈夫よ、全然、大丈夫よ。
いま考えてもしかたないじゃない。
何かあったらその時に考えればいいのよ。
本当にそんなものよ。
それで意外とうまくいくのよ。


縛らないことよ、自分で自分を。
わたしはかわいい、わたしはブス。
わたしは賢い、わたしはダメ。
わたしはモテる、わたしはモテない。
あなた、自分をすぐ何かに決めつけようとするでしょ。
本当の自分を見つけるのはもっとずっとずっと先の話。
今することは、一生懸命迷うことよ。


ひま、やることがない。
なんて間抜けなセリフだこと。
春は花を見て、夏は太陽を浴びて、秋は落ち葉を踏んで、冬は静かに春を待つの。
やることがないんじゃないわ。
やることをわかってないのよ。


あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。
こう言い返してやりなさい。
あなたには無理ね、でもわたしはできるの、あなたとわたしはちがうから、って。
でも言ったからには夢をかなえなきゃいけないことも覚えておきなさいよ。
でかい口たたくんだから。


逆よ、全く逆よ。
自分と向き合うにはひとりになるんじゃないわ。
いろんな人と関わりあうのよ。
お友達とおままごとしろって言っているんじゃないの。
自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。
見えてくるわよ、本当の自分が。


あなたね、決断力がないんじゃなくて、決断する方法をしらないだけよ。
あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ。
最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから。
でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ。
最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ。


忙しい忙しいって言う人いるじゃない。
きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。
だからこう言ってあげたほうがいいわ。
時間の使い方が下手ねって。


時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。
それね、本当のこと言われてるからよ。


何とかなる。
それは、やることをちゃんとやってる人のセリフ。


何とかなる。
それは、やることをちゃんとやってる人のセリフ。

リトルミイとは

体はとても小さいけれど、勇敢で独立心旺盛なミムラ族の女の子。オレンジ色の髪を、ミムラ族の女の子の特徴であるタマネギ型のおだんご頭に結っています。赤いワンピースがトレードマークですが、青に白の水玉や黒いストライプのワンピース姿で描かれることもあります。
夏至の頃、子だくさんのママミムラ(ミムラ夫人)の子として誕生。なぜか体が大きくならず、姉のミムラねえさんや異父きょうだいのスナフキンと比べても、とても小柄です。小説『ムーミン谷の夏まつり』からムーミンやしきで暮らしており、小説『ムーミンパパ海へいく』ではムーミン家の養女になりました。コミックスでは設定が異なり、「家をたてよう」でママミムラ(ミムラ夫人)や大勢のきょうだいたちといっしょに初めてムーミンやしきを訪れます。
ちびのミイ(リトルミイ)は、本人いわく、喜ぶか怒るかだけで、悲しむということをしません。口調は荒っぽいものの、前向きで悪意はなく、いつも正直で、親切な一面もあります。過剰に感傷的になっている人に対しては、鋭い洞察力で見抜いたことをずばりと指摘、あっという間に現実に引き戻します。人の秘密を探るのが好きですが、探り当てた秘密を意味もなく他人に明かすような意地悪はしません。
スリルが好きで、自分のことは自分で決めて、突き進んでいきます。小説『ムーミン谷の冬』で冬眠から目覚めてしまったときも、ちびのミイ(リトルミイ)はまったく動揺せず、スキーやスケートに挑戦して、初めての冬をおおいに楽しみました。