伊藤野枝の略歴

伊藤 野枝(いとう のえ、1895年1月21日 – 1923年9月16日)は、日本の婦人解放運動家、無政府主義者、作家、翻訳家、編集者。戸籍名では伊藤ノヱ。
雑誌『青鞜』で活躍するも、のち受け継いだ編集を放棄してこれを休刊[1]。不倫を堂々と行い、結婚制度を否定する論文を書き、戸籍上の夫である辻潤を捨てて大杉栄の妻、愛人と四角関係を演じた。世評にわがまま、奔放と言われた反面、現代的自我の精神を50年以上先取りして、人工妊娠中絶(堕胎)、売買春(廃娼)、貞操など、今日でも問題となっている課題を題材とし、多くの評論、小説や翻訳を発表した。甘粕事件で憲兵に殺害された。



伊藤野枝の名言

私のすべては、あなたと云ふ対象を離れては何物も何事についても考へ得られないのです。