ジャック・ニクラウスの略歴

ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus, 1940年1月21日 – )は、アメリカ・オハイオ州コロンバス出身のプロゴルファー。フルネームは Jack William Nicklaus (ジャック・ウィリアム・ニクラス) という。1960年代から1990年代にかけて活躍し、ライバルのアーノルド・パーマーとともに、ゴルフをメジャースポーツにする牽引力となった人物である。圧倒的な強さと、トレードマークの金髪により「ゴールデン・ベア」 (熊) と称され、日本では「帝王」と呼ばれ、史上最高のゴルファーとも称される[1]。
メジャー選手権ではボビー・ジョーンズの記録を破り、通算獲得ランキング歴代1位(優勝18回)。ジョーンズは「ニクラスは何事にも驚かないでいられるだけの周到な準備で、機械的に淡々とバーディーをとるゴルフをするので、私とはタイプが異なる」と評した。
ニクラスは日本の新聞などで表記揺れが多く、「ジャック・ニクラウス」という表記も見られるが、これはドイツ語読みに近い表記であり(本人はドイツ系)、英語発音に近い日本語表記は「ニクラス」となる。

ジャック・ニクラウスの名言・座右の銘

私には何年も負け続けていた時期がある。

しかし試練の日々を過ぎてみればあのスランプの時期、
負け込んでいた時期の忍耐が堅固な城壁を作り上げ、
攻めにも守りにも強い私の精神力を育てたのだと思う。


人は心から楽しめるものについてのみベストを尽くせると、私は信じる。楽しくないことに高い能力を発揮するのは至難だ。


私のコース設計理念は3つある。
第1はパワーより正確さを競うべき。
第2は筋肉より頭脳を使うべき。
最後の3つ目は自然を可能な限り、損なわないこと。


私は一球たりとも無駄なボールを打ったことがない。


私より妻のバーバラの方が力は強い。
私が開けられないジャム瓶の栓なども簡単に開けてしまう。
しかし私ほどボールは遠くへ飛ばない。


不遇の時期こそ幸運な時期なのだ。
わたしは、この灰色の時期を自らに与えられた鍛錬の機会、と信じていたんだ。


勝利の裏側には数え切れない敗退がある。
勝利の王座はたったひとつ。
栄光の影には星の数ほど悔し涙がある。


甘えが大敵。ここまでよくやってきたなんて少しでも自分に妥協したらだめなんだ。現実に体力強化はもう無理。いかに衰える速度をトレーニングで遅くさせるかだよ。