ことわざ

縁の下の力持ち

人目に知られないで努力、苦労すること。または、その人。

同じ釜の飯を食う

一つの釜で炊(た)いたご飯を共に食べる間柄という意味で、生活を共にした友人や同じ職場で働いた親しい関係であること。

鬼が出るか蛇が出るか

次に起こる事態がどのようなものか予想がつかず、前途は予測し難いものということ。

天馬空を行く

天馬が空を駈けるように、着想や手腕が自由奔放なこと。

漁夫の利

二者が争っている間に、第三者がまんまと利益を横取りすること。

恋は思案の外

恋は理性や常識では律し切れない。恋の成り行きは、常識では推し量ることができない。

阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)

息がぴったり合っていること。

四字熟語

温故知新(おんこちしん)

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から

百花繚乱(ひゃっかりょうらん)

いろいろの花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。

不撓不屈(ふとうふくつ)

どんな困難にあっても決して心がくじけないこと。

唯我独尊(ゆいがどくそん)

1 「天上天下(てんじょうてんげ)唯我独尊」の略。
2 自分一人が特別にすぐれているとうぬぼれること。ひとりよがり。

花鳥風月(かちょうふうげつ)

自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。

相碁井目(あいごせいもく)

人には得手不得手があって、何事にも力の差や実力の差はあるということ。