カール・ヒルティの略歴

カール・ヒルティ(Carl Hilty、1833年2月28日 – 1909年10月12日)は、スイスの下院議員を務め、法学者、著名な文筆家としても知られる。日本では『幸福論』、『眠られぬ夜のために』の著者として有名。
敬虔なキリスト教徒として、神、人間、生、死、愛、などの主題を用いて、現代の預言者とも評されるほどの思想書を書き残した。また、そのようなテーマに深く踏み込んでいながらも、彼の著作には、非現実的な、空想的要素は含まれないという特徴がある。

カール・ヒルティの名言・座右の銘

生涯の幸福な時は、全体的に見て仕事をしている時である。……最後の息をひきとるまで能動的であることは現在の生活の意義であり、解決である。学者にとっても僧職にあるものにとっても、――かくあることこそわれわれの運命なのである。